リクルート新人時代の成功体験
2008年にリクルートに入社した時に最初に配属された部署は
「新人グループ」と呼ばれる
・課長1名
・リーダー2名
・スタッフ2名
・新人26名
という、まさに「新人グループ」な部署だった。
一見、そんな人員構成で大丈夫なのか?と思うような構成です。
でも、結果的にしっかりと業績を上げることができて、表彰される経験もできて、
新人育成も兼ねながら結果を残した部署となりました。
この時のポイントは、
新人の26人全員が
「新人=同レイヤー、同経験値」であり、
新人の26人全員が、
「先生=新しい経験を積んだらそれを他の25人に共有し、皆がそれを学んだ」
という点にあったと思います。
デキる人が先生役をやるのではなく、
新人でありながら1つ成功体験を積むと、それを全体共有する。
というフィードバックの「量」を重ねることで、
全体のパフォーマンスを高めていきました。
とある新人が1つ成功体験を積むと、すぐさま全員に共有する。
そのスピードと量が、全体の大きな成長に繋がる、という例でした。
このことから感じたことは、
「先生、講師、指導者みたいなものには、誰でもなることができる。」
ということです。
仕事がデキる人じゃないと、先生とか講師とか、指導者みたいなものにはなれない
なんて先入観や固定観念がある組織やチームは、学習成長のスピード、量において、
上記のような組織に対して、大きく負けを期してしまいます。
人に期待する、人の可能性を信じる、ということの大切さを入社してすぐに体感できた、
非常に大きな体験でした。
繰り返します。
仕事がデキる人じゃないと、先生とか講師とか、指導者みたいなものにはなれない
なんてことはありません。