継続は力なり
たとえば、文章がうまくなりたい、という人がいて、人に読んでもらいたいがために、旬の話題で誰でも興味をもってくれるものを書いたとしたら、読んでもらえますよね。これはそのときは「勝ち」なのかもしれない。でも、その旬が終わった時にお前何書くの?となったら、何も書けなくなってしまうわけです。
勝ち続ける人になりたいんだったら、外から与えられた価値観だけで判断してちゃだめで、自分自身が楽しみというか成長を見つけていかないといけない。勝ち続けるように自分を「矯正」していかなければいけないんです。
これ、ごもっともだなと思っていて、1回目の勝ちと、2回目、3回目の勝ちというのは質が違うと思っていて、1回目の勝ちって、大きくバットを振ってみたら、たまたまホームランになったっていうことが少なくないのですよね。でも、2回、3回とホームランが続くとこれはいよいよ「たまたま」ではなくなってくるわけで。
1回ホームランを打てただけ、あるいはその時点の人は、「私は、ホームランを打てる人」というわけでは決してなくて、継続していくことで、初めてそのブランディングを確固たるものにできる。
ゲームでは、技術も反射神経もそんなに差が出ない。その中でどう勝たなきゃいけないかというと、あとは、「一見正しく見えることが正しくなくて、一見正しく見えないことが正しい」といった、他の人が発見できていないようなことを自分で発見して試していくしかないんです。
ゲームに限ったことでは決してないはずです。「一見正しく見えることが正しくなくて、一見正しく見えないことが正しい」と思う、信じるためには、このあとの文章にもありますが、それなりのパワーが要ります。いわゆる胆力みたいなものも必要かと思います。7:3の割合で、基本になる動きを残しておくことが確かに精神衛生上も健全だし、周囲の信頼を損ねるリスクも最小限に抑えられるのかなと思います。
新年早々、大変参考になる記事でした。