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求めることは、パワーの要ること。

※medium 「CS journal」より転載
 

CSの組織形態は、組織によって様々です。最小単位では1名でやっているところもあれば、多いところだと数千人規模に達した組織運営をしていることもあります。そのような中で、比較的複数名〜多数で運営している組織も多いことと思うので、主にそんな組織を対象に考えてみたいことが本タイトルの内容です。
本稿の対象は、アルバイトのリーダーも含め、何らかの業務を誰かに求めるシチュエーションが1日のどこかに発生しうる人、です。

メンバーの日々の活動に対して、あなたはどこまできちんと”求める”ことをしていますか?

メンバーが求めている通りに動いてくれない。ということが仮にあったとして、その原因を、メンバーに辿る前に、自分たちに辿ってみるといいのではないかと思います。何故かと言うと、”求める”というのはそれなりにパワーの要ることだと思うからです。特に、CSという組織においては規模が全体の中でも最も大きいシェアを占めるくらいの大きな組織になっていることもあろうかと思います。そうなるとメッセージを投げかける人の人数に対して、それを受け留める人数が著しく多くなることがあり、余計に”求める”という行為に対して期待通り、もしくはそれ以上の成果を出してくれる難易度は高まってくると思います。

”求める”ためには事前準備が必要

・メッセージを発するのは、どのような場面がいいのか
・メッセージを発するのに、どのような手段がいいのか
・漏れ無く全員に情報を行き届かせるためには、どんな手段をとればいいのか
・万が一、1度のメッセージ発信で認知することができない人がいた場合のバックアップはどうすればいいのか

といった形での事前準備が為されないと、発する側としては”求めている”という状態になっていても、メンバーによっては、”そもそも求められていない”という状態になり、完全な認識のズレが生じてしまいます。この状態で組織が前進したり、評価が進められると、そのメンバーのモチベーションにネガティブな影響を与えてしまうことになります。

”求める”ためには事前準備が必要です。


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