今の(前の)仕事を選んだ理由 前編
今週のお題「今の仕事を選んだ理由」
会社が潰れても自分は潰れない。それが本当の安定だと思った。
ちょっと前だと山一證券とか、リーマン・ブラザーズとか。最近だと東京電力とか、東芝、SHARPとか。もっともっと挙げればいろいろあるけれど、いわゆる「(元々一般的に羨ましがられる)大企業」という環境に身を置いていて、ある瞬間コロッと潮目が変わった時、生きていける自分でいたいと思ってた。バブル期なんてものをギリギリ味わっていない世代としては、安定とは何ぞやということを考えずにはいられなかった。
これこれ。これが最終的に一番避けたい状態。もちろん年齢という要素もかなりあると思っているのだけれど、いざとなった時に希望するキャリアにつけない。これはなんとしてでも一番避けたい状態だなと思っている。明日は我が身だと思うわけです。
結局、会社が潰れても、自分は潰れない。それを実現することが生きていく上でまず大事。そう思うように育っていったように思う。
純粋に自分の”実力”を高めていかないと。
そう。会社にすがって生きていった結果、最終的に自分は会社の魅力のおかげで生きてこれたのだ。という形になると前述したようなことになり得てしまうので、そうではなく、自分の”実力”を高めることができる環境に身をおくことが必要だと思ったんです。そうこうして、前職のリクルートに入社しました。面接でもほんとに「俺は安定志向なんです。」って話をした。もちろん、すがる安定ではなく、純粋に力をつけた結果の安定を望んでいると付け加えたけれども。
社会に対して役に立ちたい。(そんで承認欲求満たしまくりたい。)
社会にある「不」を変えていく。そんなチェンジメーカー的なポジションでの仕事がしたかった。だってそれってしんどいのがわかってるから。自分の足跡を残していけるような仕事をしたいと思ってた。リクルートが伸ばしてきた事業はいずれも、そんな、「不」を変えていった結果伸びていく事業ばかりだった。それが魅力でもあった。
これが前の仕事を選んだ理由。
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勉強は、「反復」と「定着」。
勉強は、「反復」と「定着」を繰り返すべし。と予備校時代に教わったのは間違ってなかったんですね。ありがたや。 / “なにそれ凹む。。実は間違ってると判明した「勉強法」 - NAVER まとめ” https://t.co/g1cC4y8yUc
— 菅野 光憲 (@michaan1107) 2016, 1月 17
生真面目な人ほど、勉強の仕方を誤るかもなーと思った受験生時代
自分で言うのもちょっとアレなのですが、生真面目なところがあり、勉強の仕方は下手だったなと思っています。それはどんなところかというと、
- レベルアップさせたいから、難しい問題集を解こうとする(基礎がちゃんとできていないのに。)
- 問題集を消化させることに必死になるので、間違った問題の復習がおろそかになる(とにかく新しい問題を何度も解こうとする)
というところです。自分なりに必死にレベルアップしたかったと思います。でも、結局最初の受験には失敗し、浪人することになりました。
予備校の先生に言われたことは、大事なのは「反復」と「定着」
最初に聞いた時は斬新でした。「あ、自分がやってたことって、逆だな。」と。特に前述の2点の中では2点めの部分。これが自分は真逆のことをしていたのだと思います。たくさんの問題集を1回だけ解く、ではなく、1冊の問題集を間違ったところを中心に何度も解く、と勉強の方針を切り替えたところから成績がぐんぐん上がっていきました。具体的には、やったのは次の3点。
- まず問題集「1周目」はとにかく今の自分が解ける問題と解けない問題を仕分ける
※当たり前過ぎるポイントですが、勘で当たって「できた」と勘違いしないように分からないものは正直に分からないものとして分類する - 「2周目」で解ける問題は増えてくるが、それでも解けないものは出てくる。それを「3周目」「4周目」とただただひたすら繰り返す
- 何度やっても分からないものは、解き方のプロセスのところで理解しがたい部分が多い可能性が高いので先生や仲間に相談してみる
間違いまくる問題であれば、20往復以上繰り返したかもしれない
もっとさくさく記憶できる人もいるのでしょうか、何度も間違える問題については何度も何度も同じ問題を繰り返し解きまくりました。そうして反復を繰り返し、定着を進めていきました。
問題集を反復させていくと、周を重ねるごとに、分からない問題の数が減っていく
これが個人的にはモチベーションになっていたのですが、上記のやり方を繰り返していくと、周を重ねるごとに、分からない問題の数が減っていくので1周あたりにかかってしまう時間は減っていき、どんどん周を重ねることができるようになっていきます。それが結構快感で、のめり込むことができる要因の1つでした。
そうこうやって、浪人を卒業することができた。収穫は大きかった
もちろん成果として受験を合格できたというのが最大の成果でしたが、それ以外の「勉強の仕方」を身につけることができたのが長い目で見ると、浪人して(予備校の先生から勉強の仕方を学ぶことができて)良かったなと思っています。
最終的な「自分にとっての最適な勉強の仕方」は個人差はあると思いますが、何らか参考になればなと思います。
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ハンコヤドットコムさんに感動。
ハンコヤドットコムさんに感動しました。
ちょっとハンコをいいものにしようと思い、今までそこらへんで安いハンコを買ったものを使っていたのだが、ハンコヤドットコムを使って、銀行印と認印を新調してみた。その中でちょっとした残念なこととそれを遥かに凌駕する顧客対応をしていただいたので、お礼も兼ねてこちらで共有したいと思います。
一度購入したら、長年使うであろう、ハンコ。
ハンコって、一度購入したら、当分買わないですよね。だって印影が変わるともともと登録しているものも全部変更かけないといけないわけだし、そんなに一度購入したハンコが劣化するわけでもないですし。だからこそ、人生で1度買うか、それよりちょっと多いくらいだと思うんですよね。
そんな大事なハンコのケースに違和感が。
ハンコヤドットコムはなんとネットで注文したら翌日には発走して翌々日には早いと納品されるというスピード。値段もそれなりに抑えてくれる。いわゆるところのハンコECです。そして実際届いたわけです。中身をあけたときに違和感がありました。ケースに付いている朱肉の台が明らかに傾いた状態で固定されていたのです。ハンコのサイズとケースの掛けあわせで注文しているので、おそらくケースに、ハンコのサイズに合わせた朱肉の台をボンドなんかで固定していたりするのかなと思うのだけど、そのボンドの貼り方に問題があったのかもしれません。
ハンコヤドットコムさんに問合せてみた。
長年使うものだからこそ気になってしまった。何かご対応いただくことはできないだろうか、というような主旨のメッセージを問合せ欄に記入して送信したのです。翌営業日までには遅くとも返答するという主旨が記載されていたので、月曜日くらいに連絡いただけるかなと思っていました。
なんと11:36にメッセージを送って、11:48に電話が来た。
なんとメッセージを送ってから12分後に電話が来た。
「申し訳ない。交換用のケースを明日の午前着で送らせていただく。返信用封筒も同梱するので元のケースはそちらに入れて返送してくれればOK」
という主旨だった。
ものすごいスピード対応と、良心対応。びっくらこいた。
感動しました。問合せて12分後には連絡をもらい、その時点で「交換」というジャッジもできていて、しかも代替品が翌日午前中には届く手配をしてくれるという対応に。ハンコという特性もあるので、1度何かあったときに対応をきちんとしないと、イメージを挽回するチャンスがないという属性はあるかもしれないものの、それを抜きにしても感動的な対応でした。ハンコヤドットコムさん、どうもありがとうございます。
サービスとは何か。
もちろんハンコが欲しくて注文をしたわけだけれど、ハンコヤドットコムというサービスは、この一連のやり取りについても含めてのサービスなので、とても素敵な対応をしていただいたと思います。
ほんと、ハンコヤドットコムさん、ありがとうございました。
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”ファーストキャリア”という考え方について。
トピック「今の仕事を選んだ理由」について
就職活動をしている方は、自分のキャリアをどれくらい長い”線”として見ているでしょうか?就職活動は最終的な成果としては、「直近に入社する予定の1社を決める」ということになるでしょうが、それは自分にとっての”ファーストキャリア”を決めるということにも大きな影響を与えてくるものと思います。あなたにとって就職活動で決める1社はあくまでこれから始まる社会人人生という長い線における最初の1社、となるわけです。
ファーストキャリアはその後の社会人人生において大きな1歩となる
最初の1社、最初の仕事、最初の上司、最初の仲間・・・
これらは、自分の社会人としての「仕事とはこのようなものか」という前提を強烈にインプリンティングします。だからこそ、ファーストキャリアを選択することはとても重要であると感じています。
20代前半、20代後半、30代前半、30代後半、40代、50代・・・
あなたが今、「やりたい」と思っていることは、「いつ」やりたいことですか?それはある時点において突然できるものでしょうか?多くの場合、やりたいことを実現するためにその手前でやっておかないといけないこと、積んでおかないといけない経験があるのではないかと思います。そうした時に、キャリアを点ではなく線で考えることが大切です。ファーストキャリアとしての1ステップ目に続く2ステップ、3ステップ、それ以降のステップをどうしていくかを考えるということと同じかと思います。しかるべき2ステップ目、しかるべき3ステップ目を踏むためにもやっぱりファーストキャリアが大事になってきます。
ファーストキャリア以降のキャリアを考えて、
逆算しながら就活の進路選択はしたい。
もちろん、今もとある1つの会社の中でキャリアを積んで、完結させるという選択肢はあると思いますが、多くの場合、キャリアチェンジをしたり環境を変えたり、ということを選択するパターンもあると思います。
あなたは1社でキャリアを完結させる予定?それとも環境を変えながらキャリアを伸ばしていく予定?
その辺りも考えながらキャリアメイクをしていくといいと思います。あくまで就職活動は直近で入る1社を決めるだけではなく、長いキャリア人生における最初の会社や仕事を選択することであると思います。
ぜひ、後悔しない進路選択を。決めたら後悔しないように走り続けるわけですが。
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怒れ。憤れ。
怒りや憤りなんてもんは立派な「力」になる。
— 菅野 光憲 (@michaan1107) 2016, 1月 16
クリリンがフリーザに爆発された時の孫悟空だって、みんなそう。
怒りや憤りなんてもんは、立派な「力」になる。
何かを良くしたい。変えたい。
そんな気持ちは、必ずしもホーリーパワーじゃなくても良くて、
なんでこんなことになってんだ。
なんで誰も変えないんだ。
というダークパワーから来ることなんていくらでもある。
結局、ホーリーだろうが、ダークだろうが、「感情の振れ幅」の大きさが大切なんだ。
怒ろう。憤ろう。それがきっと「すごい力」になるから。
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自分への戒め。
Stay hungry, stay foolish.
— 菅野 光憲 (@michaan1107) 2016, 1月 11